真夏のライディングジャケットはコミネのフルメッシュジャケットを少し改良すればバッチリ！

年々暑さが増して7月半ばにもなると35℃とか猛烈な暑さになってきます。
一昔前ならバイク乗るのって夏場か冬場かって言ったら夏場だったのに
もはや今は冬の方がイイというのが実情ではないでしょうか。
ヒーターグリップや電熱グローブなど装備が充実してきたのも効いてます。
それでも夏場に乗る機会はあります。
そこで少しでも快適に過ごせるようにするには
フルメッシュジャケットを着用するのが効果的です。

フルメッシュジャケットとは？
名前のまんまジャケット全部がメッシュ生地でできています。

画像の様に風通しが良くなっています。

夏用のフルメッシュジャケットでお勧めなのがコミネのジャケットです。
コミネのフルメッシュジャケットにも様々な種類があります。
種類がある中、今回は2点紹介したいと思います。

コミネのジャケットは肩・肘・背中・胸にプロテクターが
標準で装備されている商品がほとんどです。
その上で価格も抑えられているので購入しやすくなってます。
バイクから降りた出先で、いかにもって感じにならない様な
ジャケットが使い勝手が良いと思います。

そこで1点目
・コミネ　JK-152 プロテクトメッシュパーカ

夏なので蓄熱しないカラーも人気です。こちらは白に見えますがシルバーのジャケットです。
カラーバリエーションも豊富なのでお気に入りの一着を見つける事ができると思います。

そして装備されているプロテクター

4点セットでフル装備されています。
硬い肩パッドが装備されているので着用すると肩の張り出しが気になります。
他は多少の重さを感じるだけでプロテクタ装備ジャケットとしては普通だと思います。
ただ真夏に着用するとなるとプロテクターの風通しが悪いおかげで
せっかくのフルメッシュジャケットも涼しい〜となりません。
そこで、このジャケットをもっと気軽に着用できる様にしたいと思います。

付属のプロテクターを全部、軽量のエアスルータイプに変更します。

脊椎パッドはコミネジャケット付属品でもエアスルータイプなので
どちらを使用してもらっても構いません。

ジャケット付属のプロテクター

ラフアンドロードのエアスルーパッドフルセット

どれだけ軽くなったのか比べてみました。
ジャケット付属プロテクター

442gでした。

ラフアンドロード、エアスルーパッドフルセット

189gでした。

軽くなったけどプロテクターとして役に立つのかという疑問もあるかと思います。

この様に適度な厚みがあるのでクッション性がきちんとあります。

それぞれのパートで比べてみました。
まずは肩と肘です。

あまり大きさも変わらないのでジャケットにそのまま装着可能です。
次に胸と脊椎です。

胸パッドは大きさと形、脊椎パッドは形が若干異なるので切って修正します。
エアスルーパッドはハサミでカットできます。
付属パッドをエアスルーパッドの上にズレない様に置いてハサミで形を整えていきます。

こんな感じではみ出てる部分をカットします。

1枚できました。反対側もカットします。

胸パッド完成です。

同じ様に脊椎パッドもカットします。

カットできました。
脊椎パッドですがジャケット付属のパッドとラフアンドロードのエアスルーパッドで
ホールの形状に違いがあります。

ホール数が単位面積当たり僅かにラフアンドロードのエアスルーパッドの方が多い
ので私はラフローのエアスルーパッドを使用しました。
ちなみに脊椎パッドの重量差は13gでラフローのエアスルーパッドの方が軽いです。
胸と脊椎パッドをカットしたのでもう一度重量を計ってまみす。

カット前は189gでしたので更に18g軽くなりました。

全部交換したジャケットがこちら

嵩張りがなくなりスッキリした形状になり
とても軽量で風通しがとても良くなりました。

ちなみに交換前の状態がこちら

比べると胸部分と腕が重そうに見えませんか？