FK8 レブマッチングシステムの動作範囲〜その1

FK8シビックタイプR

FK8にはレブマッチングシステムが装備されています。

FK8のレブマッチングシステムとは

<ホンダHPより抜粋>
変速操作に合わせて、まるでヒール&トゥを決めたかのように
エンジン回転数を自動でシンクロさせるレブマッチシステムを
Honda車として初めて採用。
MT初心者でも操る歓びを満喫でき、エキスパートはより精緻な
ハンドル操作やブレーキングに注力したドライビングが可能となる
自動的にブリッピングシフトダウンを行なってくれる
ありがたい装備です。

AT全盛期の今
同乗者は変速ショックという物に慣れていません(笑)
変速ショックを減らす事ができるのは
ドライバーのみならずパッセンジャーにも
やさしいということになりますね。

このレブマッチングシステムですが
最初はシフトダウン時に必ず動作するものと思っていました。
実際は必ずではなく
ある一定の決め事の上で動作しているようでした。

ではこの一定の決め事とは何か?

ホンダ技研に確認してみました。

私はある一定の回転数の差がないと動作しないのではないかと
思っていたので動作開始する回転数差を
詳細に知りたいと聞きました。
しかし回答は
そのような回転数の差の情報記載はないとのことでした。
レブマッチングシステムの動作条件は
約2000rpmから約6900rpmの範囲で作動するというものでした。

街乗りの低中速時に動作しないのは回転数が
動作範囲に入ってないからなんですね。

FK8の速度とエンジン回転数のグラフを見てみましょう。

このままじゃ数字が読みにくいので
CADソフトで時速100km/hまでを解析

ここから数値化して表にしていきました。

次回に続く